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2016年1月放送分
※今回は、父の明と息子の健がお送りします。
明「健、将棋ささないか?」
健「将棋? やったことないから分からないよ。ていうか、父さん将棋やるの? 見たことないけど」
明「昔はじいちゃんとよくさしてたんだぞ。ラジオで将棋のこと話してたから思い出してな」
健「ラジオ聴いたんだ。将棋の話ってどんな内容だったの?」
明「羽生名人と中村天風の男の勝負ってところだな。健も羽生善治名人のことは知ってるだろ?」
健「うん。テレビで観たことある。なんか凄い名人なんだよね?」
明「なんか凄いじゃない。チョー凄いんだ! 中学3年生でプロ棋士になって、棋士大賞の新人賞と勝率一位を獲って、17歳で天王戦優勝。それから、将棋のタイトルの、名人戦・王位戦・王座戦・棋王戦・王将戦・棋聖戦・竜王戦の七冠を全部独占して、史上初の快挙を達成したんだ。しかも、竜王戦を以外の六タイトルで永世名人を獲ったんだぞ。今でも通算勝率は7割超えで、トップの座を守ってるっていうスーパースターなんだ。羽生名人の凄さ分かったか?」
健「父さんが物凄く尊敬してるってことは分かったよ。そうだ、もう一人ラジオで紹介してたんでしょ。えっと、中村……なんだっけ?」
明「中村天風。知らないのか? 日本で初めてのヨガ行者で、思想家なんだ。天風会っていうのを創って、自分の体験と、体得した実践哲学を広めていって、心身統一法を提唱したんだよ。ラジオでは、厳しい修行を経て悟りを得た中村天風の格言を紹介してたな」
健「へえ。どんな格言があった?」
明「『人生は生かされてるんじゃない。生きる人生でなきゃいけない』とか、『一度だけの人生だ。だから今この時だけを考えろ。過去は及ばず、未来は知れず。死んでからのことは宗教にまかせろ』とか。他にも色んな深い真理の言葉を紹介してたぞ。健もラジオ聴いて深い言葉を胸に刻みなさい」
健「凄い感銘受けてるね。ちょっと難しそうだけど、ためになりそうだから聴いてみようかな」
今回ご紹介した文鮮明師のメッセージ
「自分の精力を120%注ぎなさい。そうして失敗するとすれば、それは失敗したのではなく、必ず協働者が現われる」