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3月 30

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第73話「別れがくれる、不思議な力


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2012年3月第4週放送分

 

※今回は、父の明と、息子の健がお送りします。

 

明「春だなあ」

 

健「3月なのに、桜が満開だしね」

 

明「そうだな。3月といえば、卒業式シーズンか。健の学校はいつだ?」

 

健「先週終わったけど」

 

明「そうだったのか?健も来年は卒業かあ。早いな」

 

健「まだ一年あるから。あ、今回のラジオ聴いた?卒業と別れがテーマだったよ」

 

明「そういえば、まだ聴いてなかったな。卒業と別れ、か。なんか寂しいな」

 

健「そうでもないかも。伊集院静さんが書いた『別れる力』のことも紹介してたんだけど、そこで伊集院さんが『人間は別れることで何かを得る生きものなのかもしれない。別れるということには、人間を独り立ちさせ、生きることのすぐ隣に平然と哀切、慟哭が居座っていることを知らしめる力が存在しているのかもしれない。』って言ってた」

 

明「意味はちゃんと分かってるのか?」

 

健「ちょっと難しいけど、要するに、別れを乗り越えた後で生きるための力をつけさせてくれて、成長させてくれるものってことかなって。伊集院さん、20歳の頃、16歳の弟さんを事故で亡くしたり、35歳の時、若かった奥さんを亡くしてるんだよね。大切な人との別れを経験した人の言葉って、リアリティあるなって思うんだ」

 

明「辛い経験をしたんだな。でも、人ってそれを乗り越えられるんだな。読んでみたいな、『別れる力』。

伊集院さん意外にも何か紹介してたのか?」

 

健「うん。他には、たったひとりの卒業式っていって、小学校の先生だった中山理さんが定年退職した後、今までの教え子たちが、先生の卒業式を開いてくれたっていうエピソードも紹介してたよ」

 

明「そうか。いい話しだな。父さんにも恩師がいたなあ。久しぶりに連絡とってみるかな。

でも、その前にラジオ聴いておくか」

 

 

今回ご紹介した文鮮明師のメッセージ

「知らない人と出会うとき、私たちはその背後がどのようにつづられてきたのか知りません。その人は何でもないように思えるのですが、10年後、20年後にどのような人になるのか分からないのです。良かろうと悪かろうと、因縁を結んだすべての人々、あるいはすべてのことを大事にしなければならないのです。」

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