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3月 14

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第71話「東日本大震災 命のドラマ」


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2012年3月第2週放送分

 

※今回は、祖母の夢と、息子の健がお送りします。

 

健「ばあちゃん、風邪よくなった?」

 

夢「もう大丈夫だよ。外も暖かくなってきたから、だいぶ良くなったよ」

 

健「そっか。よかったね」

 

夢「みんなが心配して、看病してくれたおかげだよ。おばあちゃんは幸せ者だよ」

 

健「大げさだなあ」

 

夢「大げさなんかじゃないよ。家族がすぐそばにいて、一緒に生きているっていうのは、

本当にありがたくて幸せなことなんだよ」

 

健「家族が一緒にそばにいるって、当たり前のことじゃない?」

 

夢「当たり前じゃないんだよ。人生、いつ、どこで何が起きるか分からない。

  だからこそ、いつも当たり前だって思っていることに、きちんと感謝しないといけないんだよ」

 

健「感謝、か。そんなの考えたことなかったかも」

 

夢「これから、考えていけばいいよ。

そういえば、久しぶりにラジオを聴きたいねえ」

 

健「寝込んでたから、聴けなかったんだね。あ、俺さっき今週の聴いたんだ。

東日本大震災のことだったよ。震災のことを書いた記事とか、

震災を目の当たりにした人のドキュメントとかを紹介してたよ」

 

夢「どんな内容だったんだい?」

 

健「記事では、岩手県の消防団員の本波勝人さんが、水門を閉めに海に向かって、その後逃げようとしたところで津波に追いつかれて、亡くなったんだけど、本波さんたちが水門を閉めてくれたおかげで何人もの人が助かったって。本波さんの子供が、俺とあんまり年が変わらないんだ。家族の死を乗り越えるって、簡単じゃないよね。でも、たくさんの地域の人を救ったお父さん、かっこいいって思うんだ。他にも、町の人のためにボランティアをする人とか、震災の日に生まれた赤ちゃんのエピソードとか紹介してたよ。

   あと、ドキュメントでは、陸前高田市の佐々木陽一さんっていう小学校の先生の、九死に一生を得たことを紹介してた。津波に巻きまれたけど、トタン板に乗って波の上を17時間も漂流し続けて、やっと助けられたんだ。1漂流している時に、救助隊の声とか音が聞こえて、必死になって助けを求めたけど、気づいてもらえなかったんだって。それでも、生きようと頑張って耐えていたら、助かったんだ。17時間って凄いよ。俺だったら、途中で諦めてたかもしれない。今になって、大震災の恐さと惨さを感じさせられたよ。それに、この出来事は絶対に忘れちゃいけないことなんだって、思ったんだ」

 

夢「ええ、そうだね。もう2年にもなるんだねえ。本当に、忘れちゃいけないことだよ。

  おばあちゃんもラジオを聴いて、震災のことをきちんと受け止めないと」

 

健「うん。俺も、もう一回聴こうかな」

 

今回ご紹介した文鮮明師のメッセージ

「人間が流す血と汗と涙は偽りではありません。すべて真実です。血と汗と涙は人の為に流さなければなりません。」

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